BMIと体脂肪率
BMI(body mass index)とは体重と身長の関係から算出される肥満度を表す体格指数の一つです。
以下の式で求めることができます。
例) 体重 60kg
身長 175cm
⇨ 60 ÷ (1.75)² = 19.6
BMIによる肥満指標は日本肥満学会とWHOによって定義されています。
この表によって自分の肥満度を知ることができるのですが、例外もあります。それは筋量の多い人です。筋肉は脂肪よりも重いという性質があるため、肥満体型ではないいわゆるムキムキの人はBMI指標では肥満となってしまうことがあります。そこで重要なのが除脂肪体重(Lean Body Mass)と体脂肪率です。
以下の表は男女別の体脂肪率指標です。
生物学的に男性より女性の方が体脂肪率が高くなるので男女では多少差が生まれます。
この指標とBMIを組み合わせた時に、仮にBMI値が高くても体脂肪率が正常であればそれは肥満ではないということになります。ただ体脂肪は特定の競技者を例外としても、人間の身体にとって必要な組織なので一般的な人はBMI、体脂肪率が共に標準値であることが理想であると言えます。