ピリオダイゼーション
アスリートが大事な試合や大会でピークのパフォーマンスを発揮するためにはなんとなくトレーニングしていてはいけません。そのトレーニング自体は競技にとって有用な物であっても、計画性のないトレーニングは逆に怪我の要因になってしまうこともあります。また、怪我をしてしまっていても計画的にピークを作り出すことで焦らずにリハビリやトレーニングに取り組むことができます。1年間をいくつかの期分けをして長期的または短期的にトレーニング計画を立てることをピリオダイゼーションと言います。
ピリオダイゼーションは主に移行期、試合期、準備期に分けられ、試合期はシーズンの長さによって前後半で目的が変わったりします。
以下の表は私が高校野球チーム対象に1年間のピリオダイゼーションを作ったものです。
ピリオダイゼーションは競技や年代、選手によって大きく変わります。その計画に明確な正解はなく選手、監督、トレーナーなどが連携して作ることが重要です。そうすることで選手は先の個人目標が立てやすくなったり、オーバーワークで怪我をするなんてことも防ぐことができます。